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子どものいない女性の生き方、まんがで紹介大人ライフプロデューサー・くどうみやこさん|Aging Gracefully

• Source: asahi.com
42歳で子宮の病気を患い、夫婦で生きていく決断をしたといいます。その後、同じ立場の500人以上に取材を重ね、彼女たちがこれまで、誰にも打ち明けてこなかった思いや事情を紹介する2冊の本を出版。さらにこの春、『まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』(小学館)を上梓しました。 漫画に登場するのは、6人の女性たち。不妊治療を続けたが、子どもを授からなかった人。晩婚で、気づけば「授かりづらい」年齢になっていた人。後輩のワーキングマザーの活躍にモヤモヤする独身の人。子どもが欲しいと積極的には思っていない人。夫の不妊症で授からなかった人。そして、子どものいない60代の「先輩」。それぞれのキャラクターは、くどうさんが重ねてきた取材が元になっている。 不妊治療のために仕事をやめたが授からず、自分の存在意義に悩むミホさん(以下のコマはいずれも、『まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』より) 40歳で結婚したマユミさん。年齢的にまだ子どもが持てる、年下の夫にじんわり罪悪感を抱いている。 実際、過去の作品と比べ、子どもがいる人や男性からも、「何げなく言ったひとことが、相手を傷つけていたかも知れない」「身近にいるけれど、話題にしづらいので、当事者の思いを知ることができて良かった」といった感想が寄せられているという。「学ばせてもらいました、という声が多かったのが印象的でした。不妊治療が広がってきたからか、最初に本を出した4年ほど前と比べ、子どもがいない人のことをきちんと知りたいと考える人が、増えているように思います」 後輩ワーキングマザーの活躍と昇進にモヤモヤする、独身のリョウコさん 政府は、来年から不妊治療を公的医療保険の適用とする方針だ。「産みたいと思っている人への支援が拡充されるのは喜ばしいことですが、それでも、100%授かるわけではありません。また、治療をしてまで子どもを持ちたくないと思う人が、『産むことが是』という社会的な風潮の中で、『なぜ治療しないの?』というプレッシャーにさらされる可能性もあります」と、くどうさんは指摘する。 治療をいつまで続けるのかも大きな課題だ。くどうさんは、「40代半ばくらいまでの女性が一番モヤモヤされているように見えます」と話す。長く続けても授からないと、心身の面でも、金銭の面でも負担が大きい。もうやめようと思っても、同年代の人が出産したというニュースを聞くと、心がざわつく。 「治療をあきらめざるを得ない人や、あきらめた人のその後の人生を心理的にどう支えていくかが大事になっていくと思います。さらに長期的な視点では、現在の『標準家族モデル』を見直し、シングル、カップル、子どもの有無にかかわらず、どんな生き方の人も社会の中で『尊重されている』『居場所がある』と感じられるような税制度や社会保障制度にしていくことが必要ではないでしょうか」 不妊治療の結果、夫に原因があると分かったカオリさん