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江戸城に置かれた御三卿の屋敷 「青天を衝け」の城(1) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

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小学2年生のとき城に魅了される。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演、講座などをこなす。 … 日本の城を知り尽くした城郭ライター萩原さちこさんが、各地の城をめぐり、見どころや最新情報、ときにはグルメ情報もお伝えする連載「城旅へようこそ」。今回から、NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」ゆかりの城を紹介します。まずは最後の将軍・徳川慶喜が幼時を過ごした水戸城(水戸市)と、江戸城にあった御三卿の屋敷から。 幕末の情勢細やかに描いたドラマ 日本銀行の向かいに立つ、渋沢栄一の銅像 「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」の入り口 ドラマの前半は幕府の内幕や維新黎明(れいめい)期の情勢が細やかに描かれ、日本が大きく変化していく様子が伝わった。そこで、幕末の情勢をふり返りながら、幕末の城事情や登場人物ゆかりの城を紹介したい。 徳川慶喜の出身、水戸徳川家の水戸城 水戸徳川家は、1609(慶長14)年に徳川家康の十一男・頼房が初代藩主となり成立。以後、居城としていたのは水戸城(水戸市)だ。江戸の水戸藩邸で誕生した慶喜も、斉昭の教育方針により幼少期を水戸で過ごしている。 現在、水戸第一高校がある場所が水戸城の本丸跡だ。敷地内に建つ薬医門は水戸城の貴重な現存建造物で、頼房が水戸藩主になる前、佐竹氏が城主だったときに建てられたと考えられている。本丸橋詰門と推定され、2度の移築を経て1981(昭和56)年に現在の場所に移築復元された。 JR水郡線が走る水戸城の空堀 水戸城の堀切。JR水郡線の線路が敷かれている 弘道館