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不妊治療も自然な選択 周囲が振りかざす社会通念に疑問:朝日新聞デジタル

• Source: asahi.com
 物事の常識とか社会通念は変化するものであり、親子のあり方だって絶対的なものではありません。良いとか悪いとか線を引くことよりも、そういう新たな視点と、それを支える立場やその思いをきちんと知り、きちんと想像してみることが大切なのかなと思っています。  たとえば、着床前検査(受精卵を遺伝学的に評価すること)について考えてみます。  昔は原因がよくわからなかった病気も、遺伝子の解析技術の進歩で原因が特定されるようになってきています。そうなると、次世代またはその次の子への影響がかえって気になるかもしれません。  また、染色体の変化が明らかな受精卵は誰にでも頻繁に生じます。そういう受精卵は多くの場合妊娠に至らなかったり、流産したりします。出生すれば障害を持つかもしれません。  現実に、受精卵の段階で特定の遺伝情報について評価する方法(PGT―M)や、染色体の量的なバランスを確認する方法(PGT―A)が、条件を満たすカップルに提案されるようになってきています。そのような不安や悩みを抱えたカップルが、着床前検査をいう技術があることを知った時、彼らはどのような思いを抱くのか。そして希望するのか、しないのか……。  ただジャッジするのではなく、いろいろな考え方・捉え方を理解しようとする姿勢が求められるのかなと思うのです。