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自動車ディーラーとキャンピングカービルダーがつくり上げた「KT CRUISER」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

• Source: asahi.com
そんな好調ぶりを自動車メーカーや自動車ディーラーも注目していて、車中泊を意識した「車中泊仕様車」を企画・販売する動きが出ています。「ベッドキット」などの車中泊オプションを設定して、ふだん使っている車のアレンジを提案するといった動きもあります。 そんな中で、トヨタ系販売会社の鹿児島トヨタと、キャンピングカービルダーのキャンパー鹿児島が共同開発した「KT CRUISER」が発表されました。特徴のひとつは、 「キャンピング車」として明記される8ナンバー登録車(特種車両)ではなく、4ナンバー車であることです。どんな車が出来あがったのでしょうか。ユーザーにはどんなメリットがあるでしょうか。 鹿児島トヨタとキャンパー鹿児島がつくり上げた「KT CRUISER」の外観 「KT CRUISER」のコンセプトは「多目的モビリティ」です。言い換えると、単に旅をするための車ではなく、(1)リモートワークの拠点(2)災害時シェルターとして利用するための多目的な機能を盛り込んでいるのが特徴です。様々なライフスタイルに対応する機能性に優れている車です。 ベース車として選ばれたのは、トヨタ・ハイエースの標準ボディ車です。室内空間の広さや使い勝手を考えれば、「ワイド」や「ワイド・スーパーロング」のほうが優位ですが、「誰もが運転しやすく、駐車もしやすいサイズ」という「扱いやすさ」と「機動性」を重視しました。 セカンドシートは定番のバタフライ式。走行時は前向き3名乗車に レイアウトは、2列目にバタフライシートを装着しています。荷室部左右に家具を配置し、その間にボードを渡してフラットなベッドを作り出しています。乗車定員は6名(ベース車のグレードによっては5名)、就寝人数は2名程度とコンパクトです。「就寝定員」と言わなかったのは、8ナンバーの登録車ではなく、4ナンバー車だからです。8ナンバーではないので就寝定員の設定も不要です。 8ナンバーのキャンピングカー登録ではないため、天井高さの規定(構造要件)はなく、ポップアップルーフや床面の掘り下げはありません。「KT CRUISER」を見ると、天井の高さを確保して広い空間を確保する、キャンピングカー的な「広い空間の確保」はされていません。一方で、運転や駐車のしやすさなど「機動力を重視した車」といえるでしょう。 セカンドシートを後ろ向きにセットすれば、リビングモードに早変わりする