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10代静岡県勢、大技堂々 パリ五輪へ収穫 体操/芦川うらら スケートボード/青木勇貴斗|あなたの静岡新聞

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 18歳の芦川は着地をぴたりと決め、思わず笑みを浮かべた。「やり切ってほっとしている。良い緊張感で楽しめた」。練習してきたことは出し尽くした。  五輪独特な雰囲気に物おじしなかった。多少のふらつきも崩れずにまとめ、持ち味の柔らかく流れるような動きで出来栄えを示すEスコアは8点台と高得点。合計13.900点は五輪予選の種目別ワールドカップで3連勝した時を上回り、「粘り強く演技できた」と確かな成長を示した。  ライブ配信で見守った水鳥体操館(静岡市葵区)の守屋舞夏コーチ(35)も「最低限の減点に抑え、何よりうららのペースでできていた」とたたえた。  「楽しく滑ることができた。自分の持ち技は大技なので、そこを最後までやり切れた」と胸を張ったのは青木。失敗を恐れず、難易度の高い技に何度も挑戦した。  一発の技の出来を競う「ベストトリック」は、1回目で手すりの上でボードを180度回転させてスライドに成功。着地で転倒しそうだったが、右手を地面に着きながらも何とか持ちこたえた。  金メダルの夢は諦めない。今大会は楽しめた半面、世界とのレベルの差を痛感した。「自分の実力が完全に足りなかった。次のパリ五輪で金メダルを目指したい」。貴重な経験を得た17歳は、3年後を見据えてボードを滑らせる。  (東京支社・青木功太)