Facebookの競合買収めぐる反トラスト法訴訟、米裁判所が棄却
Facebookの競合買収めぐる反トラスト法訴訟、米裁判所が棄却 提供:Sarah Tew/CNET 今回の棄却はFTCにとって大きな後退だが、FTCは30日以内に修正した訴状を提出することができるため、これでこの訴訟が終了したわけではない。これとは異なり、裁判所は複数州による訴訟については完全に棄却した。 James Boasberg連邦判事は28日に発行した法的文書の中で、FTCはFacebookが個人向けソーシャルネットワークで独占的な支配力を保有しているという十分な証拠を示していないと述べた。ソーシャルネットワークサービスは無料であり、何をソーシャルネットワークとみなすかは「一目瞭然であるとはまったく言えない」と判事は指摘した。 Boasberg判事は、48州の司法長官がFacebookを提訴した類似の訴訟も棄却した。同判事は、Facebookによる写真共有SNS「Instagram」とメッセージアプリ「WhatsApp」の買収について、何年も経ってから法的に問うことはできないと指摘した。両社はそれぞれ、2012年と2014年に買収されている。 同判事はまた、ユーザーが別のサービスにデータを移行することを難しくしているFacebookの慣行についても、反トラスト法の下で違法ではないとした。 FTCは「この判断について詳しく確認中で、今後の最適な選択肢を検討している」と述べた。複数の州による訴訟を取りまとめていたニューヨーク州のLetitia James司法長官の広報担当者も、この判断について確認中だとして「法的な選択肢」を検討しているとコメントした。 Facebookは、WhatsAppとInstagramを分離すれば、プライバシーとコンテンツモデレーションをめぐる同社の問題の解決につながるとする意見に、繰り返し反論してきた。同社は、偽情報やヘイトスピーチなどの不快なコンテンツに対する対策が十分でなく、ユーザーのプライバシーを保護できていないとして、批判されている。同社は、WhatsAppとInstagramの買収はFTCの承認を受けたものだとして、同社の分割を求める動きは「修正主義的な歴史」だとした。 この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 The Japanese edition of 'CNET' is published under license from A Red Ventures Company., Fort Mill, SC, USA. Editorial items appearing in 'CNET Japan' that were originally published in the US Edition of 'CNET', 'ZDNet', 'TechRepublic', and 'CNET News.com' are the copyright properties of A Red Ventures Company. or its suppliers. Copyright (c) A Red Ventures Company. All Rights Reserved. 'CNET', 'ZDNet' 'TechRepublic' and 'CNET News.com' are trademarks of A Red Ventures Company.