〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.19ドル前半でやや軟調、米欧の金融政策の差が鮮明に
一方、円ショートは22日時点で5万3862枚と、前週の4万6850枚から拡大した。市場では、「投機筋にとって、円売り継続が正解ということだが、足元ではなかなかドルが111円台に定着できないので、目先は、円売りポジションがどんどん積み上がるという道筋は描きにくい」(国内銀)という。 <07:45> ドル110.40─111.20円の見通し、月末控えた実需のフローを注視 ドル/円は現在110.80円付近、ユーロ/ドルは1.1937ドル付近、ユーロ/円は132.25円付近で推移している。 きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.20円、ユーロ/ドルが1.1890─1.1990ドル、ユーロ/円が131.80―132.80円とみられている。 25日のニューヨーク市場では、注目された5月の個人消費支出(PCE)価格指数がほぼ市場予想に沿った内容となったことで米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の段階的縮小)を急がないとの思惑が広がり、ドルが110.48円まで売られる局面があった。その後は米国株や米長期金利が持ち直したことで、ドルも110.87円まで買い戻された。 5月の米PCEコア指数は前年同月比3.4%上昇とFRBの目標である2%を大幅に上回り、1992年4月以来29年ぶりの伸びを記録した。 きょうは「スポット応当日が6月30日と月末・四半期末に当たるため、仲値を挟んだ実需筋の動向が最も注目される」(外為アナリスト)という。 ドル/円は再度111円台に近づいているため、輸出勢のドル売りが活発化する可能性もあるという。 全スポットレート(ロイターデータ)