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本因坊戦第7局、早い進行に 模様広げる芝野、地を稼ぐ文裕


第76期本因坊決定戦七番勝負第7局で第1着を打つ挑戦者の芝野虎丸王座(左)。右は本因坊文裕=甲府市の常磐ホテルで2021年7月6日午前9時、小出洋平撮影
 本因坊文裕(もんゆう)(32)=井山裕太九段=に芝野虎丸王座(21)が挑戦し、3勝3敗のタイで迎えた第76期本因坊決定戦七番勝負第7局(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛)が6日、甲府市の「常磐ホテル」で始まった。文裕が二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=が持つ歴代1位の10連覇に並ぶか、挑戦者の芝野が史上最年少で初の本因坊獲得となるか。2日にわたる歴史的な戦いの火蓋(ひぶた)が切られた。
 甲府市での本因坊戦開催は3年連続。昨年は同所で第1局が打たれ、文裕が芝野に勝利した。両対局者は午前9時前、対局室に入室。ニギリの結果、芝野が先手番となり、右上隅星に第1着を打ち下ろして戦いが始まった。文裕が8手目に三々に打った後、上辺右側でのやり取りが続き、早い進行となる。解説の趙善津九段は「黒が模様を広げて白が地を稼ぐ展開となっています。本因坊が模様に入るタイミングをうかがっているとみられ、そうなると激しい戦いになりそうです」と話した。
 6日夕に打ち掛けとなり、7日午前9時に再開する。現地大盤解説会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった。【武内亮、新土居仁昌】

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