グーグル、最近のマルウェア攻撃について詳細 ゼロデイ増加、国家支援の攻撃も
2021-07-15 13:27
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Googleは米国時間7月14日、2021年前半に悪用されたゼロデイ脆弱性4件について、新たに詳細な情報を公開している。これらの脆弱性は、同社の脅威分析グループ(TAG:Threat Analysis Group)やセキュリティ研究チームProject Zeroの研究者らが発見したもので、3つの標的型マルウェアキャンペーンで悪用された。「Google Chrome」「Internet Explorer」、Appleのブラウザー「Safari」で使用されている「WebKit」エンジンに含まれていた未知の脆弱性だ。
同社によると、2021年はとりわけ実際に利用されているゼロデイによる攻撃が活発だ。これまで、攻撃に使用された33件のゼロデイ脆弱性が公開されており、その数は2020年と比べて11件増加した。