エキサイトニュース 熊本県人吉市で4日開かれた熊本豪雨の犠牲者追悼式で遺族代表の言葉を述べた西村直美さん(52)=北九州市=は「両親にはいろいろなことをしてあげたかった。命さえあれば…。生きていてほしかった」と、1年前に亡くなった両親への思いを言葉にした。
直美さんは、脳梗塞を患っていた父、西橋欽一さん=当時(85)=と、認知症の母、恵美子さん=当時(82)=を心配し、妹と交代しながら定期的に人吉市下林町の実家の様子を見に帰っていた。前週に妹が実家に帰り、あの日は直美さんが帰る約束をしており、前日夜、両親からは「直美、あんた帰ってこんのね」と電話があった。「父も母も待っていたんだと思う」と直美さんは涙ながらに話す。
あの日の朝、テレビをつけた
九州豪雨1年 コロナで分散追悼式「悲劇繰り返されぬよう」
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「ありがとう」言葉交わし夫は水に沈んだ 九州豪雨1年:朝日新聞デジタル
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