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病床利用率が急上昇 救急医療に影響懸念 緊急事態3回目の神奈川

 県は新型コロナ患者を受け入れる医療機関と協定を結び、感染状況に応じて即座に患者を受け入れられるように待機させる病床数を決めている。感染者と病床利用率の急増を受けて県は7月28日、中等症・軽症者用の待機病床を最大数まで引き上げるよう通知した。8月18日ごろまでに順次、病床数を最大にするという。  ただ、入退院などの業務を考慮すると実際に運用できるのは確保した病床の85%までと見込んでいる。7月30日に県が対策本部会議で示した想定では、7月下旬ごろと同等の割合で中等症・軽症の入院患者が増えた場合、8月19日には最大確保病床の85%に達する。感染拡大が収まらなければ、病床の確保が間に合うかはぎりぎりの状況だ。  中等症・軽症者の病床が逼迫することで懸念されるのが救急医療への影響だ。病

神奈川で新規感染最多 熱中症や脳卒中など救急医療に影響も

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重症者用の病床利用率が1カ月で倍増 変異株の影響か 神奈川

 神奈川県内で新型コロナウイルスの重症者用の病床利用率が上昇している。病床利用率はまん延防止等重点措置を適用するかどうかの基準の一つで、解除が遠のく数値が続く。県の専門家は、重症化しやすいとされる変異株の感染拡大との関係について「一定程度あるかもしれない」と分析する。

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