主役は、風のオトッペ・ウィンディ。謎の赤ちゃんオトッペ・リルと出会い、オトッペタウンのみんなとワイワイ、ドタバタの大騒動を繰り広げる。放送5年目にして初めて、子どもも大人も笑顔になるミュージカル映画として、全国の劇場で上映されることになった。劇場版の見どころは、何と言っても“歌と音楽”。
藤原は『シュレック』の“フィオナ姫”の声を務めて以来、ずっと声優としての活動や歌の仕事がしたいと思っていたそうで、今回の依頼を受けた時の気持ちを「宇宙にものぼる気持ちだった」と表現。「甥っ子や姪っ子も大好きで、全国の子どもたちが大好きなオトッペに参加できてうれしかったし、本当に幸せでした。公開されたら何度も映画館に観に行っちゃいます!」と、声の出演を喜んだ。
本作では、歌唱シーンもあり、藤原が歌うのは、最後に流れる「パパ・ドント・クライ」という映画のタイトルにもなっている楽曲。「音楽プロデューサーの吉田ゐさおさんから『この曲は女王ウタウーネとしてではなく、紀香さんの素のままで歌ってくださいね』なんて、なかなか難題な(!?)テーマを与えられた」そうだが、「オトッペは登場するキャラクターそれぞれに個性があって、全編を通して“音楽”が本当に楽しくて印象的。今作は“ミュージカル映画”なので、収録でも楽しみながら歌を歌うことができました!」。
飯塚貴士監督も「繊細に、時に力強く、そして何よりも“楽しんで”演じてくださった藤原さんの“ウタウーネ16世”、ぜひ楽しみにして下さい! 圧巻の歌唱力と表現力です!」と、太鼓判を押す。
なお、藤原演じる“ウタウーネ16世”は、すでに発表されている劇場版オリジナルキャラクター・彗星ウタウーネのラララッタ大臣(斎藤工)、彗星ウタウーネの住人・スイスイ・エリコ、スイスイ・ミホ(阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子・木村美穂) とも関係が深いらしい。
さらに、本作の主役・ウィンディ(井口裕香)、劇場版に初登場する赤ちゃんオトッペのリル(稲垣来泉)、テレビシリーズでお馴染みのDJシーナ(久野美咲)、ウィンディのいとこで西風のウエスティ(西島秀俊)、フクビー(チュートリアルの福田充徳)など、劇場版の新キャラクターとテレビシリーズのレギュラーキャラクターが大集合。声の出演者たちの共演が楽しみ。
藤原は「オトッペの世界観はすべてが特別で、その作業は 私にとって幸せであり、かけがえのない時間となりました。『パパ・ドント・クライ』という大事な楽曲を歌わせていただき、思い出の曲です。今でも口ずさんでいます。ぜひ、ご家族で観にいらしてください」と、呼びかけている。
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