熊本決勝、幼な

熊本決勝、幼なじみ同士が真剣勝負 試合後に歩み寄った - 高校野球:朝日新聞デジタル


熊本決勝、幼なじみ同士が真剣勝負 試合後に歩み寄った
 吉永と藤田は5歳から同じクラブチームで野球を始めた幼なじみ。互いの家に泊まり、一緒に旅行する仲だ。中学で吉永は硬式のクラブチームに入り、藤田は学校の部活動を選んだ。「高校で戦おう」と約束した。
 今大会のさなかもLINE(ライン)でやりとりした。熊本工が1点差で延長戦を制した準々決勝の後。「ぎりぎりだったね」と藤田がメッセージを送り、吉永は「負けるかもと思った」と返した。準決勝の25日。第1試合で決勝進出を決めた熊本北と、熊本工の選手が球場ですれ違った。「待ってるぞ」。藤田の一言に、吉永は「おう」と答えた。吉永は準決勝で好投した。
 この日も、田島圭介監督から「お前を信じる」とマウンドを託され、絶対的エースは初戦から続けて5戦目の先発を務めた。打たせてとる投球を意識した。
 「戦うときは全力で」(2人が交わしたLINE)。藤田との勝負は一回、ツーシームで飛球に打ち取った。三回は死球。五回は直球を打たれた。
 13点差がついていた七回、打席の藤田も笑顔を向けていた。吉永は外角にツーシームを放った。一ゴロになり、吉永がベースカバーに入って藤田より先に塁を踏んだ。
 九回、熊本北は意地を見せた。2死満塁の好機に、打席は藤田。「藤田を打ち取らないと甲子園には行けない」。変化球でゴロにした。勝利の瞬間、マウンドで両手を高く上げた。
 戦いの後、2人は歩み寄った。吉永は藤田から「いいピッチングだった」と声をかけられた。
 吉永は言う。「小さいときから一緒に野球をして、互いに影響しあってきた。幼なじみの分まで頑張って、一日でも長く甲子園のマウンドに立ちます」(屋代良樹)
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