「大相撲秋場所・10日目」(21日、両国国技館) 人気業師の幕内宇良が自身初の結びで新横綱照ノ富士に挑み、1分32秒3の大奮闘で会場を熱狂させた。連続技を仕掛け、最後は上手投げで裏返しにされながら、右手でまわしを離さずブリッジで残す執念。6敗目(4勝)で4年ぶり金星は逃したが、アクロバット力士の本領を発揮した。照ノ富士は連敗阻止の9勝目を挙げ、1敗で単独トップをキープ。2敗で平幕阿武咲、妙義龍が追う。両大関は安泰で正代が7勝目、かど番の貴景勝は4連勝で6勝目を挙げた。
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