東京の白金高輪駅で会社員の男性が硫酸とみられる液体をかけられた事件で、警視庁は傷害の疑いで指名手配していた男を逮捕しました。 警視庁は、会社員の男性に硫酸とみられる液体をかけて逃走していた男を沖縄県内で逮捕しました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、静岡市に住む職業不詳の花森弘卓容疑者(25)です。花森容疑者は今月24日、東京メトロ・白金高輪駅で会社員の男性(22)に硫酸とみられる液体をかけ、重傷を負わせた疑いがもたれています。 警視庁はきょう午前、沖縄県内で花森容疑者の身柄を確保し、午前11時前に逮捕したということです。花森容疑者は、取り調べに対し「今は話したくない」と認否を留保しているということです。このあと、PCR検査などを経て東京に身柄が移される見通しです。 警視庁はきのう、静岡市で花森容疑者の自宅を捜索していて、硫酸とみられる液体の入手経路などを調べています。また、その後の取材で花森容疑者は被害者と同じ沖縄県内の琉球大学に通い、同じサークルの先輩にあたることがわかりました。警視庁は、花森容疑者が一方的に男性を恨んで犯行に及んだ可能性もあるとみて、調べを進めています。
Related Keywords