運営担当の県文化財団が構築したウェブサイトでは、今後の開催も含めた80件以上を紹介している。本県の気候風土や歴史、人的資源を活用した企画が多く、助成金が新しい挑戦につながっている様子がうかがえる。
芸術家らは「新しい生活様式に対応した文化芸術活動」という名目で支援を受けた公演企画や展示のアイデアをさらに磨き、地域風土に根差した独自性あふれる表現に昇華させてほしい。公演や展示を、助成金を用いた一度きりの開催にとどめてはならない。今回の取り組みを県全体の文化芸術活動の底上げを図る契機としたい。
プロジェクトは、コロナ禍で困窮する芸術家らに対して、活動や公演1件当たり上限100万円を助成する。国の地方創生臨時交付金が原資で、2020年度に総額1億円を予算確保
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