「捨てるから」母に告げられた15歳の最後の砦
1 小学校低学年の頃、母は父と別れて別の男性と再婚した。「宿題してねーのか」。ちゃんと終わらせていても継父から殴られた。門限に一分でも遅れると容赦がなかった。「30分ぐらい遅れても平気」と笑う友達に驚いた。自分にとっては「死刑」も同然なのに。 殴られながら顔色をうかがうのが癖になった。「今日は10分かな」と予想して耐える。ゲームをクリアする感覚だった。 母は自分であざをこしらえて「タイチにやられた」...
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