大学倶楽部・神田外語大：大学通信ONLINE大学ランキング2020「グローバル教育に力を入れている」「入学後、生徒を伸ばしてくれる」「面倒見が良い」で1位に

　同ランキングは、全国の高校2000校にアンケート実施。高校の進路指導教諭がすすめる大学を9項目について5校を選び順位をつけ、順位をポイント換算して集計した結果。回答数は910校。
　「グローバル教育に力を入れている大学ランキング2020」では、語学教育のプロフェッショナル、ELI(English Language Institute)教員による授業が大きく評価された。すべての学科・専攻において英語だけで行う授業が必修科目に設定されていて、ディスカッションやプレゼンテーションを重視し、“英語漬け”の4年間が実現されるカリキュラムとなっている点が評価された。また、学習環境についても、七つの言語圏の生活文化を代表する街並みや建物が再現された “疑似留学空間”である「MULC(Multilingual Communication Center)」や、自立学習に最適な環境を用意する「KUIS8」などが評価のポイントとなった。
　「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学ランキング2020」では、すべての学科・専攻において「英語＋各地域言語・技能」のダブルメジャーを採用したカリキュラムが展開され、世界共通語としての英語に加え、専攻する地域の言語やスキルが徹底的に学べる点が評価された。また、今年4月に新設されたグローバル・リベラルアーツ（GLA）学部では、「Humanities」「Societies」「Global Studies」の三つの学問領域を学修しながら、1年前期のグローバル・チャレンジ・タームでの海外スタディ・ツアー、3年でのニューヨーク州立大学への留学など、五感を駆使して英語運用能力を高められることなどが評価された。
　「面倒見が良い大学ランキング2020」では、外国人教員や国際社会で活躍してきた教員陣と学生との近い距離感が学びの充実に資しており、コミュニケーションを学ぶ上での環境が整備されている点が評価された。キャリア支援においても、低学年からのインターンシップをはじめ、民間企業や公務員などへの就職実績や英語教員を輩出していること、中国語・韓国語・スペイン語の教員免許も取得できることなど、幅広いキャリアの可能性を実現している点が評価されている。
　同大は、今回の結果を受け、さらに語学教育の充実・発展を目指すと共に、グローバル社会に求められる人材の育成・輩出に力を入れていくという。
※1グローバル・チャレンジ・ターム:本格的な学部教育が始まる前の6カ月をグローバル・チャレンジ・タームと位置付け、全学生が3週間の海外スタディ・ツアー(21年度はオンラインを中心とした4週間のプログラムに計画変更)に参加。なお、グローバル・チャレンジ・タームは、21年度より、三菱みらい育成財団の「21世紀型 教養教育プログラム」を対象とした助成プログラムになった。プログラムの詳細は以下サイト参考。
神田外語大学 グローバル・チャレンジ・ターム ウェブサイト
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/faculties/gla/gct/
※出典:大学通信 ONLINE

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